スプラトゥーン2において、ウデマエXは上位わずか数%。100人いて3、4人くらいというレベルです。
ネット上でプロ・準プロレベル選手の動画ばかり見ているとウデマエXは当たり前、XP2500以上の世界で戦っているプレイヤーばかりが目に付きますが、XP2000ギリギリだろうがウデマエXであればそうそういない上位なんですよね。
↓ウデマエXについてもっと詳しく知りたい方はこちら
【スプラ2】いまさら聞けない「ウデマエX」の仕様を解説。昇格・降格条件は?Xポーズのやり方は?
スプラプレイヤーにとって、最高峰のランクであるウデマエXを目指すのは当然のこと。
発売から4年以上経った今でも、ウデマエXを目指して日々ガチマに潜っているプレイヤーもたくさんいることでしょう。
この記事では、そんな方に向けて一応全ルールウデマエXの私が「どうすればウデマエXに上がれるか?」を考えてみました。
① ルールを絞る(エリア・ヤグラ・ホコ・アサリ)
どのルールでもまだウデマエXになったことがない人は、まず最初に狙うルールを決めましょう。
両チームのキル力の差が出やすいガチエリア、オブジェクトへの関与の仕方次第で勝敗が左右されやすいヤグラ・ホコ、4ルールの中でも最も特殊で自チームの連携と立ち回りが重要なアサリ。
どれでもいいです。自信があるルールで。
たまたま今やっているルールを漫然とやるよりも練度が上がりやすいですし、フルでやっても2時間なので集中力が続きやすいのがその理由。
② ステージを絞る
ウデマエXに早くなりたいのであれば、ステージを絞るのが非常に有効。
どんなプレイヤーでも好きな・得意なステージがあるはずですし、逆に苦手なステージもあるでしょう。
9月1日~9月30日までの、ガチマッチのルールとステージの組み合わせを発表するぞ。
ガチマッチに挑む際は、これらのステージに絞って作戦を立ててみてはいかがだろうか。
次回は10月1日に、ルールとステージの組み合わせの変更が行われるぞ。 pic.twitter.com/k9famVME75— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) August 31, 2021
得意なステージでガチマッチをこなしていけば、自ずと勝率は上がる。ウデマエXも近づく。
『苦手なステージでも勝てるようになりたい!』もっともな考え方ですが、ウデマエXに一刻も早く到達するためにそれは一旦置いておきましょう。
私の場合はフデ使いなので、アロワナやホッケ、モンガラなど長射程が特に有利なステージはとにかく避けるようにしていました。
Nintendo Switch ONLINEのアプリ上でステージをタップすると、そのステージの各ルールでの勝率がわかります。これも参考にして狙うステージを決めるといいでしょう。
意外なステージが勝率高かったり、低かったりする場合もあるので要チェック。
③ ○連敗をめどに一旦やめる自分ルールをつくる
ガチマで勝つときは何連勝もするのに、負けるときは何連敗もしてしまう。きっと誰しも経験があるはず。
これは運もありますが、プレイしている私たちの精神状態によるところも大きい。
負けが込んでくると、イライラしてプレイが雑になったり、仲間のせいにしてオブジェクトへの関与を怠ったり、投げやりになって突っ込んでしまったり……そういう敗北につながるプレイがどうしても増えてしまいます。
負けると悔しくて「もう一回!」となる気持ちは痛いほどわかりますが、例えば3連敗したら一旦やめて別のことをし、気分転換をした方が絶対と言っていいほど勝率は上がるはずです。
そういう意味では、逆に連勝中はその連勝が止まるまで気分良く勝ち続ける方がいいかもしれませんね。
ただ、やりすぎは体に毒ですのでほどほどに。。。
④ 可能なら強いプレイヤーとリグマやプラベで遊んでみる
スポーツでも仕事でもゲームでも同じですが、自分より”デキる”人の動きを見て学んだり、アドバイスをもらうのは非常に重要。
もし周りにウデマエXのプレイヤーがいるなら、リグマやプラベなどで一緒にプレイしたり、自分のプレイを見てもらってコメントしてもらうのは有効。味方としてのXプレイヤーの様子を観察するのもいいでしょう。
その際、基本的には素直にアドバイスを聞くのも大事。
できていない部分を指摘されるとつい「それは○○だから仕方なかったんだよ!」などと言い返したくなりますが、そこは一旦こらえましょう。その後で考え、自分にとって有用な部分だけを採用すればいい。少なくとも自分より強い人の言うことなので、的を射ている指摘も多いはず。
求められてアドバイスをしたのに反論されたんじゃあ、その友人Xもやる気を無くしてしまいますからね。
[middleLongreads]⑤ YouTubeでレクチャー動画を見る
YouTubeには、数多くのスプラトゥーン2動画が公開されています。
面白い実況がついているもの、スーパープレーを連発する最上位レベルのものなど目移りしてしまうほどですが、ここで参考にしたいのは「考え方や立ち回りを詳しく解説している動画」「自分と同じブキの上手なプレイ」の2つ。
考え方や立ち回りを上位プレイヤーが解説してくれている動画では、普通レベルのプレイヤーでは気付かない視点や忘れがちなことを多く教えてくれます。
私の知る限りでオススメなのは、甲子園上位入賞&スプラトゥーンのコーチとしても実績を残している「ルオカ団長」の動画。
チャンネル自体が「スプラトゥーンのレクチャー」に特化しており、初心者から上級者まで参考になる動画をたくさんアップしています。
他にも多くのプレイヤーが動画公開しているので、探してみてください。
2つ目の「自分と同じブキ」の動画に関しては、言わずもがなですね。自分と同じブキなのになぜ強いのか、その人のプレイを見ることで参考になる部分はたくさんあるはず。
華麗なエイムばかりに目が行きがちですが、センプクの場所やタイミング、押し引きの正確さ、的確なタイミングでのオブジェクト関与など見るべき部分はいくらでもあります。
マイナーブキを使っていてなかなか動画が見つからない人には、スプラチューブというサイトがおすすめ。
ブキ別・ステージ別などさまざまな要素でYouTube動画を絞り込み検索できるので、見たい動画がほぼ間違いなく見つかります。
↓詳しい紹介記事はこちら
「スプラチューブ」ブキ別、ステージ別、ウデマエ別など、あらゆる角度でYouTube動画が探せる神サービス【スプラトゥーン2】
⑥ 環境的に弱いブキをなるべく使わない
これを言ってしまうと元も子もないんですが、現環境であまり強くないブキを使っていると、当然ウデマエXへの到達難易度が上がってしまいます。
もちろん好きなブキでXに行くのが一番ですしそれにこだわっても良いと思うんですが、例えば同じブキ種の別ブキを使ってみるなど、より現環境やステージで勝ちやすいブキにシフトするのも勝率を上げるためには重要。
ブキを試してウデマエを落とすのが嫌なら、お試し用のサブアカを作っておくのも手です。
↓サブアカ追加方法についてはこちら
【Nintendo Switch】新規ユーザーを登録する手順。スプラ2用のサブアカ追加もできる!
⑦ 人数有利・不利での押し引きを徹底する
ウデマエS+くらいだと、人数有利なのにヤグラ・ホコを進めたりエリアを取るのが遅かったり、人数不利なのに無理に戦いを挑んで囲まれてデスし、打開が遅れる……といった状況がまだまだ多い。
残り時間が少なくゴリ押すしかないなど限られた状況を除いては、人数有利なら押す、人数不利なら引く。
これを徹底するだけで、勝率はグッと上がります。
S+帯まで来ればさすがにいないと思いますが、もし画面上部のイカマークを見ていない人がいれば必ず常にチェックするようにクセをつけましょう。
こちらが人数有利なら、生き残った敵に注意しつつエリアを取る、ヤグラ・ホコを進める、アサリを入れる。
逆に人数不利なら、デスしないよう自陣に引いてなるべく前線を押し込まれないよう牽制。スペシャルを貯めつつ仲間の復活を待つ。
退路を断たれている場合はリスジャン(リスポーン地点へのジャンブ)で戻り、スペシャルを貯めたまま仲間と合流して打開していく。
スーパープレイで2キル3キルできれば引く必要はないですが、相手も同程度の実力があるわけですからその可能性は低い。
素直に引いて仲間とともに打開を目指す方が、最終的な勝率は確実にアップするはずです。
⑧ オブジェクト関与を惜しまない
私も何度も覚えがあるんですが、自分がせっかくいいプレイでキルを取ったのに仲間がヤグラ・ホコを進めてくれない……なんてこと、ありませんか?
「おい、今チャンスだろ!なんでヤグラ乗ってないんだよ!」的な。
ものすごく気持ちはわかるんですが、せいぜいカモン押すくらいしかコミュニケーションが取れない状況では言っても仕方ない。他の味方だって同じように思っているかもしれない。
いつものメンバーならまだしも、ガチマは毎回味方が変わるわけですしヤグラに乗る人も乗らない人もいるでしょう。
上位になればなるほど、自分の今の役割をすぐに理解してオブジェクト関与する(エリアを取る・ヤグラに乗る・ホコを持つ・アサリを入れる)傾向があります。
今の状況で何をすべきかを瞬時に判断し、行動できる人は強い。これは反射神経やエイムとは関係なくできることです。
全然オブジェクト関与しない仲間がいると腹が立つのはわかりますが、そこで「誰がヤグラなんか乗るかよ!」とバチバチやるのではなく、『仕方ねえ、未熟なお前らのために俺がヤグラ乗ってやるよ』とその役割を買って出た方が確実に勝てる確率は上がります。
しかもその状況、周りの味方が的確な判断をできていないところ、あなただけは冷静にオブジェクトに関与するという判断ができている。つまりは頭一つ抜きん出ているということになります。
そういった立ち回りを徹底していけば、S+から一歩抜け出してウデマエXに到達するのは時間の問題でしょう。