発売から4年以上たった今(2021年)も大人気のNintendo Switchですが、Switchの抱える最大と言っていいほどの問題がJoy-ConやProコントローラーのスティックの壊れやすさ。
具体的に言うと、スティックが一定方向に入力されたままになり、何も操作していないのに上下左右のいずれかに動き続けるというもの。
ポインタ(操作を示す点)が漂流しているように見えることから、この症状は「ドリフト」と呼ばれています。
アメリカやカナダでは訴訟沙汰になり、なんとJoy-Conについては保証期間内かどうかに関わらず無償修理に応じているとのこと。同じ問題に苦しむ日本のユーザーにとっては理不尽な話ですよね。。。
Joy-Conドリフトに関して任天堂は、米国では保証期間内かどうかにかかわらず無償で修理している。これが考慮されてか、米国での集団訴訟では和解手続きが進められていることが報じられてきた。この無償修理についてはカナダでも実施されているとのこと。
Nintendo Switchの“Joy-Conドリフト”問題、カナダでも集団訴訟の動き。「Proコントローラー」についても欠陥を主張 | AUTOMATON
スティックが「ドリフト」しているかどうか、Switchで確認・チェックする方法があります。
不調かなと思ったら、まずこの記事で紹介している「ドリフト」症状かどうかを見分ける方法を試してみましょう。
スティックが入力されたままになる「ドリフト」を確認する方法
設定の「コントローラーとセンサー」から、「スティックの補正」を選びます。
ドリフトを確認したいJoy-ConやProコンのスティックを押し込みましょう。
正常なコントローラーであれば、スティックに触れていない非操作時はポインタが十字の形になり、真ん中に表示されているはず。
スティックを最大まで傾けると、円の外側に接するあたりにまでポインタが移動します。
一方、こちらが私の「ドリフト」症状が起きているスティック。何も触れていないのに、真ん中よりやや下のあたりでグラグラしています。そりゃまともな操作できんわ。
なお、私の壊れたJoy-Conスティックもずっとこのような状態なわけではなく、真ん中に戻ることもあればドリフトする場合もある、という感じです。
ドリフト症状が疑われる場合は、真ん中に十字マークが出ているのを一度見て安心するのではなく、何度か傾けたり操作して確かめてみてください。