1.5ヶ月に1回調整されてはいるものの、弱ブキと強ブキがかなりはっきり分かれているスプラトゥーン3。
私もXマッチによく潜っているんですが、「このブキが味方に来たらだいたい戦犯して負けるな」というブキがだいたい決まっています。残念ながら。。。
もちろん、スプラシューターのような普通のブキでもとんでもないリザルトを叩き出して戦犯するユーザーは一定数いますが、この記事で挙げるブキはかなりの高確率でやらかしている印象。
この記事では、Xマッチで戦犯しがちな弱ブキを紹介します。
よく見かける上に弱い武器 6選
まずは、Xマッチでよく見かける弱ブキを5つ紹介。
みんな好きな武器で遊べばいいよと思いつつも、これらの武器が仲間に来てしまうと「あぁ、負けたかな」と覚悟してしまうのが正直なところです。。。
プロモデラー
スプラ1のときからある塗りブキ、プロモデラー。
塗りは強いものの対面が弱くキルが取りにくいので、Xマッチでは相当弱いと言わざるを得ません。しかもユーザーが多い。
金モデ(プロモデラーRG)はスプリンクラーとナイスダマなので、ひたすら塗ってナイスダマを投げるだけ。
銀モデ(プロモデラーMG)はタンサンボムとサメライド。サメでワンチャンキル狙い、スカったら無駄死に。以上。
塗りが強いのはいいんですが、それはイコール味方の塗りを奪うことにもなる。
動きやすいように前線をしっかり塗れないと、あまり意味がないどころかマイナスにもなり得るんですよね。。。
そして、プロモデラーでは対面が弱すぎて前線が張れない。正直厳しい。
ボールドマーカー
とがった性能を持ち根強いファンが多い、ボールドマーカー。
味方に来てしまうと、かなり厳しい戦いを覚悟せざるを得ないブキでもあります。
動きとキルスピードが速いものの、なにせ射程が短すぎて普通に戦っては勝ち目がない。
気づかれないように近づくか、雷神ステップ的な素早い動きで翻弄しつつ倒す必要があるんですが、そんなスキルのあるユーザーはそもそもボールドを使わない。
デスしようが何しようがひたすらホコを持って進める「いるーかマン戦法」にも使われるボールド。
逆に言えば、普通にキルを取って試合を優位に進めるのが難しいので、ルール関与に特化しちゃおう。。。みたいな戦法なんですよね。
うまく裏取りやハンコが刺さると楽しいブキですが、どう考えても強くはないので味方に来ると大抵しんどくなるのは確か。
オーバーフロッシャー
スプラ2でもそれほど強くはなかったですが、スプラ3でもやっぱりあまり強くないオーバーフロッシャー(通称:風呂)。
泡を飛ばして味方をサポートしたり塗る面ではある程度の貢献ができる一方、対面が弱いのがやはり致命的。
有効キルがなかなか取れずにやられることも多く、風呂が味方に来ると「ああ、自分がキャリーせんと負けるな」感がすごい。
塗りがある程度強いといっても直線的かつ特徴的な塗りなので、瞬間的にエリアを塗るのは向いてない。
対物つけてホコ割りするのは割と強いですが、他の武器より活躍できそうな場面がそのくらいしか思い浮かびません。。。
スペースシューター
未だに存在意義がわからないブキのひとつ、スペースシューター。
5確でとにかくキルが取りづらい上、ブレも大きいので乱数にも左右される。
多少射程が長く塗りが強めではあるものの、欠点が大きすぎて全然釣り合ってない。
ジェッパを回せるスペースシューターコラボならまだワンチャンあるものの、無印の方はセンサーつけて塗りとサポートするくらいしかやりようがないので、味方になったらサポートを期待しつつこちらがキャリーしてあげるしかありません。
LACT-450
全ブキ中最高レベルの塗り性能を誇る、LACT-450(通称:ラクト)。
うん、塗りが強いのはわかった。だがそれをガチルールで持ってこないでくれ。。。(心の声)
塗り最強の代わりに、対面性能はかなり厳しい。
シューターなどと違い弾を当てるだけでもかなりの技量を要求されるので、結局プロモデラーと同様に塗ってスペシャル撃つだけになりがち。
ラクトはナワバリブキであって、他ルールでは自らハンデを背負って戦うようなもの。できることなら味方でマッチングしたくないのが本音です。
もみじシューター
ここに挙げた6つの弱ブキの中では比較的マシなものの、やはり戦犯することも多めなもみじシューター。
対面弱く塗り強め、トーピードとホップソナーというサポート特化のサブスペで死なないように立ち回るのが信条のブキ。
有効キルを取るにはかなりの技量が相手との実力差、あるいは有利なシチュエーションが要求されるので、多くの場合はトーピードをポイポイ投げてソナー設置するだけになりがち。
前線ブキが強いとサポートとして輝ける場合もありますが、同等以上の強さがある相手だとなすすべもなくやられ続ける展開になることも。
正直言って、あまり味方に来てほしくはないブキではあります。
あまり見かけないけどマッチングしたらやはり弱いブキ 5選
そもそもあまり見かけないので印象は薄いけど、たまに来ると結構な確率で戦犯かましてくれる弱ブキがこちら。
ワイドローラー
同時期に追加された弱ブキ三羽ガラス「スペースシューター」「ワイドローラー」「R-PEN」。
このうち、R-PENはアプデによる強化や研究が進むにつれ、高レベル帯では活躍するようになりました。(難しいので、中レベル帯までは引き続きお荷物ですが。。。)
未だどうしようもない状態のブキが、スペースシューターとこのワイドローラー。
塗れるローラーがコンセプトとはいえ、他ブキに比べて突出するほどではない。
普通のローラーならキルできる横振りでも倒しきれず、逆にやられること多数。何度かアプデ強化されたとはいえ対面はまだまだ弱い。弱すぎる。
わざわざワイロをXマッチで使う理由がない(スプラローラー使えばいい)ためXマッチでもほとんど見かけませんが、たまに味方に来ると高い確率での負けを覚悟してしまいます。
塗りがコンセプトならナワバリくらい強くてもいいのに、塗りが言うほど大した事ない上に対面があまりに弱いのでスプラ甲子園でも一切見かけませんでしたね。。。
(プロモデラーもそうですが)
和傘(24式張替傘・甲)
スプラ3で追加された使えないブキのひとつ、24式張替傘(通称:和傘)。
パージも復活も速いというコンセプトは面白いんですが、現状では弱いと言わざるを得ない。
連射が遅く塗りも広くなく、パージも途中で消えるので傘による塗りも大したことがない。
傘の特徴である「相手の弾を防ぎつつ攻撃」がそもそもあまりできないブキなので、対面厳しいんですよね。
2時間プレイしてもめったに遭遇しないブキではありますが、来たとしても味方にはいてほしくないのが正直なところ。
H3リールガン
スプラ3で特に不遇なブキ種のひとつ、リールガン。
スプラ2では一世を風靡したこともあったんですが、スプラ3では発売以来ずっと厳しい。
特に連射が遅く硬直も大きいH3リールガンは、L3以上にキツイ。
現時点では同じくらいの射程のシューターの下位互換でしかなく、味方に引いたら引いただけ不利でしかありません。
他のブキもそうですが、使い手が悪いわけじゃない。ブキのバランスを取れていない運営のせいです。
パラシェルター
スプラ3ラグ問題で特に苦しい戦いを強いられているカサ種。
パージでそこそこ戦えるキャンプ、傘開きっぱなしなので比較的ラグの影響が少ないスパイガジェットに対し、開いたり閉じたりして戦うパラシェルターは特に今作ではきつい。
傘を開いたはずなのにやられてる……なんてことがしょっちゅうあり、愛用していたプレイヤーもその多くが他ブキに流れていってしまいました。
あまりにも厳しいのか、Xマッチではキャンプやスパガよりもはるかに見かけません。
ソイチューバー
スプラ1の頃から現在に至るまで、不人気&弱ブキの代表格としてその名を馳せているソイチューバー。
本当にまれにしか見かけませんが、マッチングしたとして活躍することはほぼない、と言っていいくらい厳しいブキ。
無印ならトーピード&マルチミサイルの害悪サブスペでなんとかサポート武器として輝けることも。
ソイチュカスタムは……うーん、しんどいですね。
Xマッチで味方に来てほしくない弱武器 まとめ
「味方に来てほしくない」なんて言われると愛用しているプレイヤーは腹立たしいかもしれませんが、スプラ3は厳然たるブキ格差があるゲームなので仕方ないといえば仕方ない。
(もしかすると、これらを愛用しているプレイヤーの方が強く実感しているのかも)
それぞれの特徴のあるブキのバランスを調整するのは難しいのでしょうが、可能な限り「明らかな弱ブキ」は強化してもらって、みんなが使いたいブキで輝けるゲームになってほしいものです。